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コラム

2012/11/09 第6回 まんまとモテるワイン知識(うそ)があるけど質問ある?

食欲の秋、とか書こうと思ったら、もう冬。
がっかりってほどでもありませんが、いかがお過ごしでしょうか。

例によって、ウンチクのふりをしてウソをつきたい本コラムですが
ごあいさつもそこそこに、
今回の「ワイン+キーワード+フリー素材で検索してみた」をどうぞ。





金のパンツでも銀のパンツでもないって言えばよかった


いかにも「素材です」って感じで申し訳ありません。
でも、ちょっと笑っちゃったんで出すことにしました。
ギリでおしゃれじゃなくて、いまいちえっちくなくて、むしろ心配になる感じ。
この素材、誰がどんな理由で必要になるのか、さっぱりわかりません。
今回は「ワイン+shoes」で検索してみました。
いや、そりゃクツだけどさ! クツだけどさぁ!


ではでは、性懲りもなくウソをついてみます。
本当の部分もあるのでウンチクとして読んでいただくか
もしくは、どの部分がウソなのか、想像しながらご鑑読ください。



【すぐ人に教えたくなる3つのワインのウソ】
1:ワインを回すときのマナー
テイスティングの際、ワインを回すには、必ず左回りにするのがマナー
この理由には諸説あり、
ひとつは時計と反対の左回転にすることで、楽しい時間が減らないように願った、
天才時計師ブレゲによる考案という説。
もうひとつは、地球の自転方向と同じ回転をさせることで
ワインが空気によくなじむから。という説。

解:左回りにすることは真実。その2つの説は、どちらもウソです。
正しくは、右利きの人が右回転させると
力が入ってワインがグラスから飛び出てしまうことがあるため、だそうですが、
不器用か! そんなんなんとかせぇや! なんて思います。
いささかコジツケっぽいマナーですがどうせ、理屈をこねず黙って従っておけばいいんでしょう?

で、ブレゲさんは、特にワインについて、そういうことは言ってないみたいです。
もちろん地球とも関係ありません。
が、ウソの方が不器用な理由よりも物語性があっていいと思うんで
いっそ広めちゃってもいいんじゃないでしょうか。
ワイン好きの方には、普通な感じの知識でしたかね。




2:ワインと音楽の取り合わせ
ワイン&スピリット誌の発表によると、
特定の音楽を聴きながらワインを飲むと味の感じ方が変わるという実験結果が得られたという。
この研究は、英ヘリオット・ワット大学の心理学者らによるもの。
例えば力強いロックなどの音楽を聴きながらカベルネソーヴィニヨンを飲むと
「こく」が60%も深まったように感じられるらしい。
他にもシラーにはオペラが合うなど、相性の傾向がレポートされている。
このような、ワインと相性のいい音楽の組み合わせは、以下の通りである。

▽カベルネソーヴィニヨン
ジミ・ヘンドリックス『All Along the Watchtower』
ローリング・ストーンズ『Honky Tonk Woman』など

▽シャルドネ
ティナ・ターナー『愛の魔力(What's Love Got to do With It)』
カイリー・ミノーグ『スピニング・アラウンド(Spinning Around)』 など

▽シラー
プッチーニ『誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)』
エンヤ『オリノコ・フロウ(Orinoco Flow)』など

▽メルロー
オーティス・レディング『Sitting On The Dock Of The Bay』
ライオネル・リッチー『Easy』など


解:あーもう、たまらなくウソっぽい。でもこれ本当の研究結果だそうです。
従って、本コラム始まって以来の「ウソなし」のウンチクでございます。
てか、これ多分ウソというか、気がするとかそういうレベルの話ですので
気にしたり信じたりする必要は、全くないんではないかと。
だいたい『60%深まった』って、うっせぇです。
いやしかし、軽く覚えておけば
ワインを楽しんでいるときに話題を増やしてくれるのは確実でしょう。

あ! そうか!
項目に『水戸黄門のテーマ』とか
『8時だよ全員集合!幕間のテーマ』
とか混ぜておけばよかったのか! ちくしょう!


↑これこれ。「盆踊り」ってタイトルなのね。
こんなの、ワインの味を変えちゃうに決まってるじゃない。


古い笑いって、ちょっと恥ずかしい気分になる。




3:たっけぇワインのことも知っておく
2010年。200年前の沈没船に眠っていた、フランス革命時代のシャンパンが
スウェーデンの専門業者によってサルベージされたと話題になった。
発見されたボトルを開封してみると保存状態は完璧で
味も香りも色も、実に素晴らしかったという。
しかし業者たちはワインの専門化ではなかったため
1本を残して、良好な状態の41本を全て飲んでしまった。
もし42本とも開封していなければ
フランス革命時代の貴族文化を象徴するボトルの彫刻も手伝って
日本円にして1本当たり4100万円。
総額17億2200万円という法外な価格を記録していた。
最後の1本は、スウェーデン政府が買い取り、フランス文化庁に寄付という形で
この騒動に幕を下ろした。

なお2012年11月現在、ネット通販サイト楽天市場にて
もっとも高額なワインを検索すると出てくるのが
1945年ロマネコンティのダブルマグナム
お値段は、1580万円なり。

さらに、史上もっとも高額で取引されたワインは
シャトー・ラフィットの1787年ヴィンテージ
クリスティーズにおいて落札された値段は105000ポンド。
当時のレートで換算すると3200万円である。


解:ウソは1番目。サルベージのワインの価格と顛末です。
実際に、フランス革命時代の沈没船からサルベージされたワインは存在し
価格は、1本当たり600万円と推定されたそうです。
ほら、沈没船とかロマンチックだし、
ちょっと高くしてもバレないかなと思ったわけ。
それにサルベージ業者さんたちは、さすがにそのワインを飲んでいません。
そんなん飲んだら即ビンタです。

クリスティーズで落札されたワインは
アメリカ独立戦争に関する歴史的なエビデンスとなる品物らしく
まぁ、よく知りませんが高いそうです。
詳しく知りたかったらググればいいじゃない。

にしても、1580万円のものをネット通販で買う人なんているんですかね。


こちらがそのワイン界のマツコデラックス。
なんか、おばあちゃんちを思い出す。



では今回はそんな感じで。
そろそろウソをつくのに飽きてきたから
面白いのを思いついたら、違う奴を試してみようと思います。

早く雪降るといいな。

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プロフィール

やぶ医者
1974年生まれ。ライター、珍文王。
高層ビルにのり付けされて悲しい目で鳥を見上げたり、開腹手術の3日後にインドに飛び立ったり、全裸に樽いっちょで海賊船からたたき落とされたり、あと普通に雑誌や書籍で企画執筆の仕事してます。